2010年03月06日

門司港駅倒壊の危機

西日本新聞の1面トップ記事というのも驚きましたけど。どうしてこうなるまで放っておいたんですかねぇ・・・。
シロアリ被害、腐食進む 門司港駅全面修復へ 築100年 倒壊危機

北九州市の門司港レトロ地区にあり、鉄道駅舎として初めて国重要文化財に指定されたJR門司港駅(木造2階建て)が築造から約1世紀たち、シロアリ被害や老朽化で倒壊の危機にあることが5日分かった。国、福岡県、市とJR九州は「このままでは駅舎として使用できなくなる」とみて、協力して2011年度にも大規模修復に入る方向で検討している。

 駅は1914年に建てられ、42年の関門トンネル(鉄道)開通まで、船で本州から九州に渡ってきた人や貨物の玄関口だった。ネオルネサンス様式の建築で、外観は「門」をイメージしたデザイン。文化庁は「木造駅舎の中でも規模が大きく、九州の起点駅として高い格式が残っている」と評価し、88年に重文に指定した。大正の名残を残すシックな外観は、年220万人の観光客を集める門司港レトロのシンボルになっている。

 市や県によると2006年ごろ、1階のはり1本と2階の柱数本がシロアリに食い荒らされ、雨漏りで腐食していることが発覚。かつて食堂だった2階の床の片端が10センチ超下がり、床が傾いていると分かった。駅舎全体がややゆがんだ状態になっていて、外壁に亀裂も確認された。

 JR九州は1階床から2階天井まで鉄骨を通して建物を補強して傾きを修復したものの、旧食堂は閉鎖されたままで今も観光客は入れない。大人数に耐える床の強度がないため、映画ロケの要望も断っているという。屋根のさびや外壁塗装のはがれも進んでいる。

 県や市によると、駅舎の修復には15億円以上を要する見込み。仮駅舎を設けていったん駅舎の屋根や壁を解体し、傷んだ柱やはりを補強していく工法が検討されている。7年前後かかる大工事になるという。

【2010/03/06 西日本新聞】
なんといっても門司港駅は門司の絶対的なシンボルであり、門司港レトロ観光の要なので、恒久的な対策を求めます。

倒壊の危機にある門司港駅
posted by seamoon at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
県も市もそして持ち主のJRも何やってんだか!今すぐ保存計画作成にとりかかれと言いたい。みんなこの駅舎にそしてその他の古い文化遺産に世話になっているではないか。
こういう文化遺産や名所旧跡もない都市がたくさんある事を忘れてはいけない。
Posted by 旅好き at 2010年03月11日 15:08
★旅好きさん

ここ数日まわりからいろいろ事情を聞いたところによると、どうやら記事にあるような深刻な事態ではないようです。

また重要文化財であるため、駅舎を修繕するにも、部品のひとつひとつを忠実に再現しないといけないということらしく、すぐに工事へ取りかかれないらしいです。
要するに釘や建材などは一般に売られているものなどは使えず、当時のものがあればそれを使用し、なければ複製品を作るしかないのでお金と手間がかかるということのようです。

ただ、やはりもっと早い時期から修繕に取りかかれたのではないかとは思います。
Posted by seamoon at 2010年03月18日 00:34
自宅が重要文化財に指定されてしまい修理するにも手続きが大変という話は聞いたことがあります。
法改正するなりして早く手入れをしないと貴重な遺産が崩壊、散逸してしまいます。
潮風号をはじめせっかく地元の皆さんが盛り上げているのに何とかならないかと思いコメントした次第です。
Posted by 旅好き at 2010年03月19日 22:33
本日門司港に伺いましたが今日は勤務の日ではなかったようで残念です。明日、明後日とこちらに滞在する予定です。それでは。
Posted by at 2010年05月02日 21:52
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