週末の出勤がなくなったので、急遽「赤煉瓦ネットワーク2007門司大会」に行くべく10時過ぎの快速列車に乗る。小倉駅で背中に赤いレンガの模様が入ったトレーナーの集団が乗ってくる。「わぁ、モロやん」とか思いつつ(^^;)、やはり全国大会に参加する人たちでした。門司駅に到着し、早速昼ごはんにするため、大里の好々亭に初めて行く。

お店は昼の準備で忙しそう。日替わり定食で出すトンカツのために用意された豚肉を乗せたトレイの前のカウンタに座る。先日mkさんから聞いた通り、門司港の店より確かにいくらか格安のようで、例えば門司港の店で700円だった天まどスペシャルが600円だったりします。今回は天まどの大盛(650円)を注文する。どうでもいい話ですが、出されたお茶のコップを見て、どこかで見たことがある形だなぁと思っていると、モロゾフのプリンのガラス容器でした(^^;)。自宅でこれより小型のプリン容器を、ちょっと麦茶や牛乳を飲む時に使ってたりするので、なにか親しみが湧いてきました。お昼時なこともあって、店内にはお客さんも多く、お持ち帰りのお客さんも数人。かなり繁盛しているようです。
でーんと出てきた天まどの大盛の姿に若干気持ち的に後ずさりしながらも、食べ始めると程よいソースの味が食欲をそそり、一気に残さず食べてしまいました。味もお腹の具合も十分満足。お金を払って外に出ようとすると、「遅くなってごめんなさいね」と店のオバチャンから声をかけられる。自分ではそんなに待っているという思いはなかったが、多分私より後に入ったお客さんの日替わり定食の方が先に出されていたからだろう。次に大里に来た時にまた寄りたいですね。
少し時間があったので、戸上神社へ参拝する。時期的なこともあって、神社前のバス停や境内で七五三の親子連れを数組見かける。拝殿でもお払いをやってました。境内を散策していて今日初めて気付いたのですが、境内に祀られている、頭に帽子を被ったような猿田彦大神や上半分を喪失した庚申塚などは、原町にあったものを昭和24年に移設したものであるとの石の説明板がありました。なるほどそうなんですねぇ。

戸ノ上通りを下っていると「狐の嫁入り」にあう。天気予報ではもつようなことは言っていたのだが・・・。赤煉瓦プレイスに到着し、交流館2階の受付へ。

事前申し込みをしていなくても講演会には参加できるとのことだったので、署名して会場内へ入る。ボランティア参加しているmkさんを見つけ、先日の大久保駅らしき建物のことなど少しお話する。
予定通り、13時半に開催宣言と主催者挨拶、木村門司区長の来賓挨拶、地元劇団員の男女二人による北九州市の紹介などがあり、14時少し前から増田彰久氏の基調講演が始まる。テーマは『近代化遺産と赤レンガ』。増田氏は「近代化遺産」という言葉が出来る前から日本の西洋館や近代化遺産の写真を30数年間撮られている写真家で、それに関する多くの著書を出されているそうで、書店ではよく見かけていた本の幾つかが増田氏の著作であることを知った。

講演内容は、氏が西洋館や近代化遺産を撮影し始めたきっかけや、氏が撮影されたレンガ造りの建築物30数件のスライドを見ながら、学術的な話ではなく、これらの建物に対する実感について話されていた(「刑務所ほど一番撮影し易いところはない」というところが一番ウケてましたけど(^^;))。紹介された建物の中には既に存在しないものもあるそうで、なかなか貴重なものも見れて嬉しかったです。印象深かったのは栃木県の下野煉瓦製造工場のホフマン窯の美しさで、栃木に行くようなことがあれば、ちょっと訪ねてみたいですね。講演の最後に、自分達の生活の中で本当に残したいものとして近代化遺産の保存や利用について今後さらに支持を得るのではないかという言葉で締められた。
予定時間を30分弱オーバーして増田氏の講演が終わった後、一旦休憩に入る。その時間に会場前方にある門司赤煉瓦プレイスの建物群の登録有形文化財登録証や北九州市都市景観賞のトロフィーなどを見る。本物ってなかなか見れないですよね。

休憩明けに事例報告があり、まず門司赤煉瓦倶楽部事務局長の竹中BRICK氏の『門司地区の赤煉瓦建物の歴史的背景とその魅力』という発表があり、赤煉瓦の魅力(外観、手作り感、時代を思い浮かべやすい)から始まり鈴木商店との関係をお話された。で、次回全国赤れんが建築番付の上位を狙うそうです(笑)。

次に九大大学院藤原教授の『市民参画による国指定重要文化財下関旧英国領事館の再生活用ワーキングの報告』。重要文化財というより市民ギャラリーとして親しまれているそうで、市民参加による文化財活用を考えていくという試みは良いですね。門司でももっとそういう動きがあればいいでしょうね。で、下関旧英国領事館は地盤沈下しているそうで、その改善を含めて6年をかけて近々修理に入るらしい。そうですかぁ。先日なにかのTV番組で旧領事館の喫茶室「異人館」のオジサンが紹介されてましたが、修理の間はどうするのかなぁ。
3番目に『敦賀市報告NPO法人THAP設立の経緯、及び現在の活動報告』が同法人事務局長の河原氏から。福井県敦賀市は開港100年を超える古い港町で、ウラジオストックへの航路があったそうだ。市内には当時の赤レンガ倉庫などの建物が残っているが、大和田別荘という街のシンボル的な建物が取り壊され、建物保存についての機運が高まったそうだ。赤レンガ倉庫の活用についてはまだ市民レベルの運動ではなく、今後の課題であるという。話は変わりますが、会場で敦賀市の観光パンフレットが配布されていたので見ていたのですが、「敦賀」の地名の由来は都怒我阿羅斯等(つぬがあらひと)が任那から渡来したことに因っているそうで、これはちょっと興味がありますねぇ。「ツヌガ君」というゆるキャラも魅力的です(笑)。それと、敦賀駅前からのメイン通り沿いに松本零士の「宇宙戦艦ヤマト」や「銀河鉄道999」のキャラクターのブロンズ像が並んでいるらしい。晴明神社もあるし、うーん、ちょっと行ってみたい気がする。
最後に赤煉瓦ネットワーク事務局の局長内藤氏からの報告でしたが、時間が押したため持ち時間30秒で報告(^^;)。これで交流館でのイベントは終わり、参加者は赤煉瓦プレイス内の見学ということになる。ここの会場は18時からの交流会の準備するようで、直ぐにmkさんらが椅子などの片付けをしていた。私は前回撮影出来なかった醸造棟の内部に入ることにする。



内部を何枚か撮影するが、前回同様、なかなか立ち去りがたい気持ちがいっぱいです・・・。ホントにこの雰囲気、すごく良いです。
全国大会自体は、九州国際大学で同時期に開催されている産業考古学会全国大会(庵田さんはこちらに参加されているとのこと)と共催の明日の赤煉瓦ツアー(下関や門司港を回るそうだ)で終わるそうです。BRICKさん、最終日も頑張ってくださいね。
赤煉瓦プレイスから門司駅方向へ歩いていく。建設中だった駅前のマンションは完成したようですね。

なんかちょっと威圧される雰囲気がありますなぁ。北口の方は一戸建ての住宅地中心だと思っていたので、このマンションが建設されている時はちょっと驚きましたが、入居状況とかどうなんでしょうかね。
キャズム門司の前から199号線を渡り、海岸線に整備された遊歩道へ初めて行く。

意外と広いなぁ。これなら釣りやら散歩やらをするのに良さそうですね。199号線に隔てられているとはいえ、門司港に比べて海沿いの景色を楽しめる場所が大里にはなかったので、なかなかいい場所が出来たんじゃないですかね。今度は夕焼けがキレイな時にでも来たいなぁ。そのまま西の方向へ歩き、1ヶ月半前にオープンした「
もじ楽の湯」の近くまで行く。

駐車場に車が多いし、今のところ繁盛しているようです。駅から歩いて6,7分だとは思いますが、この場所だとやはり車で来るしかないでしょうね。ヤマダ電機でトイレを借りた後、二日市に帰るために門司駅に向かう。
posted by seamoon at 00:00
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