2007年09月23日

もう一つの清水正次郎の碑

JR研修センターに立っている清水正次郎の碑がもう一つあることを知ったのは、門司郷土叢書の楠原村志にあった「[福岡県碑誌 筑前之部] 清水正次郎碑 福岡市東公園ニ在」という記述があったからで、一昨年東公園までわざわざ探しに行ったのですが見つからず、また次の機会にと思っていたところ、最近たまたま読み返していた「北九州の史跡探訪(増補・改訂版)」の「JR九州研修センターと清水正次郎顕彰碑」の項の最後に「碑はもうひとつ福岡市平尾霊園内にもある。」とあるのに気付き、せっかくの3連休なので行ってみることにしました。博多駅郵便局前から桧原営業所行きのバスに乗り、平和3丁目のバス停で下車し、住宅街のなだらかな坂を上っていくと、福岡市立平尾霊園正面入口に着きます。お彼岸の中日だけあって、園内はお墓参りする人と車が多かったですね。園内を回りながらしばらく探していると、特別区という場所があり、そこに幾つかの石碑と一緒に、目的の清水正次郎の碑がありました。
平尾霊園の清水正次郎顕彰碑(1)
平尾霊園の清水正次郎顕彰碑(2)

碑文自体は楠原村志に記載されていますが、今回実物を見て「大正元年十一月」「福岡玄洋社建設」ということを知る。
平尾霊園の清水正次郎顕彰碑(3)

案内板を見ると、この一帯は玄洋社関係の石碑が固まっており、「福岡の変 魂の碑」を中心に7つの碑がある。「右翼の思想的源流」である玄洋社と清水正次郎の関係はよくわからないが、ネットで調べると玄洋社の杉山茂丸が顕彰碑を建立の発起人であったらしい。尚、この碑がいつ東公園から平尾霊園に移されたのかは分かりませんが、玄洋社関連以外の幾つかの碑が昭和30年代に東公園から移されているようで、(もちろん確認は必要ですが)それらと同じ時期だと思われます。それにしても蚊が多いなぁ・・・。
【10/12追記】
調べたところ、他の玄洋社関係の碑と共に東公園から移設されたのは1977(昭和52)年だそうです。
posted by seamoon at 00:00 | TrackBack(0) | 調査・撮影 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする