2007年05月13日

門司情報探偵団ライヴ、丸山周辺を歩く、そして・・・バナナを克服する

昨日書いた予定通り、門司郷土史会会員であり、FMkitaQ番組「門司情報探偵団」団長である歌う果物屋さんが企画した門司郷土史ライヴに間に合うように、自宅を7時半頃出る。JR二日市駅から快速で一路門司港へ向かう。予定通り9時半頃に到着し、まだ人通りの少ない(というか、いつも比較的少ないですが(^^;))栄町商店街を抜けて老松公園方向へ歩いていき、公園内から図書館へ。ここの図書館には久々です。2階の視聴覚室前に行くと「門司情報探偵団THE LIVE」のポスター。
門司情報探偵団ライヴ

受付でプログラムと、表に「門司市歌」と書かれた小さな紙をもらう。「市歌発表音楽会 昭和五年五月四五日 主催門司新報社」とあるが、市歌を発表する際に配布されたものをコピーしたものかな?
プログラムと門司市歌

中には歌詞と・・・音符ではなく数字で書かれた楽譜が載っている。ハーモニカの楽譜は数字で書いているようなことを聞いたことがあるが、こういう楽譜は初めて見るなぁ。会場には30名前後のお客さんが既に入っているが、若干(というか、かなり(^^;))年齢層が高いかも(^^;)。10時ちょうどに団長の山形さんの挨拶から始まったライヴの様子は・・・
●ミッキー田上さんの門司の名店や名物の紹介。料亭岡崎内に喫茶店があるそうで、高い料理を食べなくても中に入れるらしい。時間があるときに行ってみましょうかね。
●内山昌子さんの門司郷土史のコーナー。下関と門司港の郷土愛の違いは興味深い話です。レトロを売り物にしている街の古い建物(明治屋や三菱倉庫など)や記念物(和布刈公園にあった聖火台)が何の予告もなくどんどん壊されている状況はなんとも悲しいですね。
●杉本自衛官の戦跡の話。関門海峡には現在でも戦時中に米軍が撒いた機雷がまだ残っているらしい・・・。
●碇義彦氏の門司を舞台にした映画やテレビ番組の紹介。古いものから新しいもの、色々あるんですね。
●ゲストの今村元市先生のお話。初めてお顔を拝見する。今年で86歳だそうだが、大変お元気な様子で、まだまだ旺盛な活動されているのは凄いですね。映画のロケで来ていた石原裕次郎や浅丘ルリ子や三國連太郎と関門キャバレーで一緒に飲んだ話、建物や歴史を紹介する市のパンフレットや配布物に記述誤りがあり過ぎること、聞き書きで書かれた書物の内容の危うさなどを語られた。
各コーナーの間に、歌う果物屋さんやダディー津田さんの歌もあり、気が付くと12時近くになっていました。自宅も仕事場も北九州ではないので、FMkitaQの番組は一度も聴いたことがないのですが、番組の楽しい雰囲気は伝わってきました。最後は門司市歌の合唱。なんでも「門司市歌を歌う会」というものがあるそうで、内山さんが「皆さん、ご一緒に」と言われたのですが、私自身は一度も聞いたことがなく(私は北九州市が発足した1963(昭和38)年生まれなので、門司市歌を聞く機会はほとんどなかったと思います)、とりあえず皆さんの歌声を聞くことにしました。今日来場していた皆さんは、さすがと言うかほとんどの方が歌っておられました。初めて聴きましたが、流麗なメロディで、大変馴染みやすい曲だと思いました。これってCDとかに収録されてないんですかね。三番まで歌い終わってライヴは終了。あっと言う間の2時間でしたが、ホントに楽しかったです。こういう催しがあれば、また来たいですね。

ライヴが終わった後、図書館3階の郷土資料コーナーに寄ってから、昼ご飯のため栄町商店街のバナナ伝説へ。通称バナナ小屋への訪問は改装してから初めてですが、明るい雰囲気になりましたね。改装前は結構怪しい雰囲気もありましたからねぇ(^^;)。そして今回の「裏テーマ」であるバナナ焼きカレーをセットで注文する(¥877)。昔からの知り合いや、このブログを昔から読んでいる方は知っているかもしれませんが、私はカリフラワーとバナナが大の苦手であり、もし出されても相手にわからないように食べなかったり、人にやったり、うまくごまかして今まで何とかかわしてきたのです。しかし、これだけ門司港を訪れ、また親しくしてもらっている方(秋武さんのことですけど)がバナナを売り物にしたお店をやっている状況で、もうバナナは避けられないなぁという思いもあり、今日のバナナ焼きカレーを食べることを期に、バナナを克服することにしました・・・って、まぁたいそうな話じゃないんですけどね(^^;)。もともとバナナ嫌いになったのは、茶色くなってネチャネチャになったバナナの見た目がまず駄目で、だいたい小学校の理科の実験でショウジョウバエを瓶に集める時に使ったのが茶色いバナナで、ハエの集るバナナがものスゴく気持ち悪かったというのが最初で、次に小学生の頃によく母親が作ったフルーツジュースの中身がほとんどバナナで、「もういいです」って位に飲んだので飽きたっていうのが真相です。広島への単身赴任時代に、やはり大の苦手だったブロッコリーを見事に克服し、今ではサラダにブロッコリーが入ってないと何か物足りなさを感じるまでになっているという前例もあり、「なんとかなるかも」って感じもあった。で、早速バナナ入りのサラダを出される(^^;)。ドレッシングにはバナナの実で作ったビネガーを使っているそうで、なんとなく甘い感じがする・・・美味しい。ビネガー自体も少し飲ませてもらいましたが、強い酸味の中にほのかな甘味があり、どちらかというと上品な感じ。これは大丈夫。秋武さんとしばらく話しながら待っていると、メインのバナナ焼きカレーが運ばれてくる。
バナナ焼きカレー

トッピングはバナナチップと玉子と青海苔。もともとカレー好きなので、ルーが多めなのが嬉しい。バナナを溶かし込んでいるカレーの味はまろやかで、辛さも私としては丁度良い感じでした。辛さを調整するスパイスもあるので、もっと辛いのが好きな人はお好みで調整出来るようです。個人的にはもう少し焼き色がついた方が好みかなぁ。でも美味しかったです。食後にバナナジュースをいただく。30数年振りのバナジュウ・・・。満腹感があったものの・・・結構飲めるもんですわ(笑)。台湾バナナの切れ端ももらうが、これは甘くて美味しかったです。どうやら出されれば食べれる程度は大丈夫そうです。まぁ、まだ積極的に食べることはないでしょうが(^^;)。食後くつろいでいると、レトロおもてなしの宿の会の土谷会長が来店され、元門司区長さんの話やおもてなしの宿の会についての話を聞く。こんなに街のことを思ってる人が多いっていうのは、とっても心強いです。うーん、今日はいろいろ勉強になるなぁ。

バナ伝を出て、栄町にオープンした無料休憩所兼ギャラリー「なごみ」へ。今日は絵画の展示会をおこなっていたので、しばし鑑賞する。
なごみ

そこにあったラックに「門司港大辞典」なる印刷物が置いてあった。門司中学校の生徒が門司港の名所や旧跡、石碑などを調べて整理したものだそうで、私も知らなかった石碑なども記載されていて、なかなかの出来です。驚いたのは英語版もあり、exciteで翻訳したような怪しい英語ではなく、ちゃんとした文章になっており、英語苦手な私としては、ただただ感心するのみです。自分達の住んでいる場所の歴史を知るってことや調べることの楽しさが若い人たちにもっと浸透していくといいなぁって思います。佐藤書店に寄ってから、先日閉店した港町二番館(凛帆樓)に行ってみると、建物前でパンフレットを配っている女性がいた。聞いてみると、近日結婚式場になるとのこと。
結婚式場門司港迎賓館

内部は分からなかったものの、外装は明るい白色に塗り替えられており、玄関には「門司港 迎賓館」とある。家具屋さんが撤退して心配してましたが、とりあえず良かったなぁ。

先日門司港の景色さんが紹介されていた鎮西橋跡の新たに出来た案内板を見た後、午前中のライヴで、YMCA門司ブランチ(門司基督教青年会館)の跡地に建ったマンションのエントランスに建物の遺構が残っているという内山さんの話があり、早速行ってみることにする。料亭岡崎の隣に建つマンションのエントランスには、建物の写真と説明、山口銀行前にある案内板と同型の案内板と実際に使われていた木製のベンチがあり、ガラスケースには建物内にあった欄干、ホールには会館最上部にあった球形の装飾物が1基、ガラス越しであるがオブジェのように保存されていた。
YMCA門司ブランチ遺構

7,8年前、門司へ里帰りした時にデジカメで撮影しようと門司港を訪れた時に、YMCAが取り壊されていたことを知り大変残念に思いながら帰った記憶があり、ここでこうして見ることが出来たのは嬉しかった。これらを撮影している最中に、マンションから出てきた中学生くらいの女の子が二人、木製のベンチに座ってお菓子を食べ始めた。これもまだ現役なのだと思うと嬉しいですね。

次に「この胸いっぱいの愛を」で、主人公が少年時代に住んでいた旅館のロケ地だった旧丸山山荘を訪れることにした。実は私自身、丸山周辺を歩いたことがなく、門司港を訪れた時は「今回は行こう行こう」と思いながらも、他の場所を回っているうちに時間がなくなり「また今度」っていうことが続き、大変気になっていた場所なんですよね。門司高校下バス停から真っ直ぐ門司高校方向へ歩いていく。しばらく行くと、先ほど紹介した「門司港大辞典」に載っていた、門司中学正門にある「水禍追憶之碑」があったので撮影する。少し上り坂になっている道をさらに進み、門司高校の真下から大きく左に曲がってから少し行ったところに「涼山亭」の看板を見つける。この和牛焼肉店が旧丸山山荘で、かつては著名な人々が宿泊した旅館の跡です。
旧丸山山荘

中の様子は分からないものの、坂道から続く石垣と控えめな玄関を見ると、まさにここは門司港の奥座敷だったんだろうなぁという感じを強く与えてくれます。デジカメで数枚撮影した後に、しばらく周りを歩いてみる。静かな環境ではあるが、放置されたまま荒れた空き家も多いですねぇ。

門司高校横の道を進み、中原観音寺の方へ向かうことにする。坂道をしばらく歩くと右手に丸山配水池があった。以前門司の上水道について調べていた時に名前が出ていたので存在は知っていたが、実際の場所は分からなかったので、ちょっと嬉しい。中原観音寺前からもみじ谷へ。結構な坂道が続くが、あまり疲れずにどんどん上っていける。昼に飲食した、まさにこれがバナナ・パワーなのだろうか(笑)。
新緑のもみじ谷

新緑のもみじ谷を抜けて風師登山道へ出て、清滝方面に下っていく。下るのはやっぱり楽チンですね(^_^)v 石鎚神社鳥居前の猿田彦大神を撮影後、清滝公園の中を通り、再び街中に戻る。この時点でまだ15時を少し過ぎたところだが、今日は夕方に人と会う約束があり、博多まで戻らなければならないため門司港駅へ向かう。今日は一日暑かったし、坂道を沢山上って汗をかなりかいたので、駅前の噴水で遊ぶ子供達を羨ましく感じながら駅の構内へ。
子供が羨ましい(笑)
posted by seamoon at 00:00 | TrackBack(0) | 調査・撮影 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする