2005年12月29日

門司港レトロの客足が頭打ちとのこと

asahi.com:門司港レトロ10年 客足頭打ち - マイタウン福岡・北九州
(asahi.com「ニュース インサイド」から)
大正、昭和の香りが漂う門司港レトロ地区(北九州市門司区)の一般公開が始まって、今年で10年になる。西洋風の建築物が連なる街並みを復興して生まれた市内有数の観光地。だが、順調に伸びてきた客足は03年の255万人をピークに頭打ちになりつつある。市は「08年に年間400万人」という大目標を見すえ、懸命にPRを展開している。(吉田啓)
 「ふぐ食べよ ふぐ食べよ ふぐだぞふぐだぞふぐ食べよ」。JR京都駅前の広場に11日、歌手の嘉門(かもん)達夫さんの歌声が響いた。トルコ行進曲のメロディーに乗せ、ユーモアたっぷりに歌い上げた曲は「カモン! 関門行進曲」。北九州、下関両市と山口県でつくる関門海峡観光推進協議会が京阪神で広げるキャンペーンのテーマソングだ。
 レトロ地区や下関市への観光客を増やそうと、10月〜来年3月に関西の駅などにポスターを張り出し、JR大阪環状線に、関門橋の絵と「カモン! 関門」の文字を書き込んだ広告車両を1カ月間走らせた。来年3月の北九州空港の開港に合わせ、首都圏にもキャンペーンを広げて「全国区」を目指す。
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 背景には観光客の伸び悩みがある。北九州市の観光動態調査によると、門司港レトロ地区への観光客数は年間10万〜20万人前後ずつ増えてきた。だが、昨年はピークの03年より24万人少ない231万人。今年も昨年並みで推移し、頭打ちの傾向を見せている。
 前年から43万5千人も増えた03年のブームについて、市門司港レトロ室は「大河ドラマ『武蔵』で巌流島などが舞台になり、新型肺炎SARSの流行で海外旅行を控える人が増えるなど特殊要因も働いた」とみる。だが、市が年間400万人を目指す08年までに、どう回復させるかという課題がある。
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 レトロ地区ではホテルや商業施設、美術館などが毎年のように完成し、観光客を呼び込んできた。大型施設の整備は一段落し、もう追い風は望めない。遊園地に比べて何度も訪れるリピーターも生まれにくい。
 レトロ室の柏井宏之・企画係長は「これからは、来てくれた人をいかにもてなすか。食や海の魅力など、新たな観光資源を見つけたい」。西日本随一の貿易港で花街としても栄えた門司港に今も残る料亭を旅行雑誌に売り込み、焼きカレーやハヤシライスなど名物の洋食を新たな目玉にできないかと思案中だ。
 3分55秒の曲の終わりで、嘉門さんも歌う。
 「食べ物ウマイ! 景色はきれいだ! たらふく歴史を感じる町 港を散策タイムスリップ カモン! 関門関門カモン!」

【門司港レトロ地区】
 北九州市が88年からJR門司港駅舎や商船三井ビル、旧門司税関など明治、大正時代の西洋風建築の再生・保存を進め、95年3月に一般公開を始めた。周囲の道路を石畳に変え、ガス灯風の街灯を設置して街全体が観光地になった。整備費は約300億円。

まぁ、名前は出しませんが、一時的に人気が出て急激に冷え込んだところや、計画時にどんな数字が算出されたのか不思議なほど最初から期待できない観光客を見込んで作られた観光施設などと比べると、滞在型の観光施設ではないにもかかわらず、10年間よく頑張っている方だと思っています。ここに書いたことの繰り返しになりますが、今の門司港には観光産業以外の期待は持てないし、観光産業が街の生命線であると思っています。しかし、この現状から更に市がテコ入れしようとしているのは、やはり危ない気がします。(イベントを含め)観光地は作り上げていくものであり、自然に客足が増えることを期待するのではなく、様々な営業の努力が必要である(結構批判は多いようですが、これまで地元でも聞いたことがなかった「焼きカレー」などを名物として売り出して認知度を上げることも、観光地としての大事なPRだし、それなりに有効な方策だと思っています)のは間違いないことで、先日伝えられたように、市がJR九州第一庁舎を観光に利用しようとするのは大変良いことである。が、いつまでも市がお金をつぎ込んでいくことを期待していては、近い将来経営が破綻することは目に見えている。ずっと右上がりの数字を求めることは土台無理な話で、今後はある程度の客足を維持する方法(つまりリピータをどうやって増やすか)を、市とは独立して民間が考えていくことが重要になっていくと思います。
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2005年12月25日

3冊同時に到着

金曜日にネットで注文した「門司市史第二篇」「ふるさと小森江にしひがし」「ふるさと小森江災害ひかえ」が時間差で届く。それぞれ違う古書店に頼んだので、発送は多少前後するかなぁなんて思ってたんで、ちょっと驚きました。3冊とも以前から手元に置いておきたいと思っていたもので、特に「ふるさと小森江にしひがし」は、県立図書館で見た時に、著者の堤甚五郎氏の調査の精緻さに感銘を受けていたのですが、限定600部しか出版されていないものだったので、手に入って大変嬉しいです。これで欲しいと思っていた資料がおおよそ揃いました(あとは北九州市史が欲しいんですが、これはもう少し後になってからだなぁ)。これからは楽しんで、ゆっくり読んだり調べたりしたいですね。
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2005年12月24日

ホントに今年最後の門司訪問

二日市から快速に乗り、先程到着しました。旧門司三井倶楽部は工事中ですね。入館は出来るようですが。
とりあえず今回は史跡を訪れるというより、少し物見遊山的に、色々気になっていたものをターゲットにしました。で、乗船料が500円と安いオルフェ号に一度乗ってみることにしました。第一船だまりからブルーウィングもじの下をくぐり、関門海峡の方へ。結構揺れますけど、なかなか良いです(^o^)/。
オルフェ号船上
でも、あまり沖まで出ないし、第二船だまり前でUターンって、ちょっと短過ぎるなぁ。正直もう一回乗ろうと思うかというと、多分乗らなくていいなぁ。和布刈方向に進んで、倉庫ばかり見せるよりも、ドラマシップ側の方向に進んだ方がまだいいんじゃないかなぁ。
上陸してから、ちょうどお昼時になったので、昔「出没!アド街ック天国」で紹介されていた「丼一居さっとん」に入ってみる。
丼一居さっとん
注文したのは、マグロトロロ丼(土曜はサービスで800円)。たれをかけ過ぎてしまったので、ちょっと辛かったですけど、味は申し分ないです。量は、どこでもそうですが男性にはちょっと物足りないかな。でもトロロ芋が入ってるので腹持ちはいいかも。食後のコーヒーも付いてるんで、これで800円なら納得ですね。
軍道通り
軍道通りをテニスコートまで歩き、そこからバス通りに下りて谷町まで歩いて、今回の門司訪問のメインであるカボチャドキヤ国立美術館へ入館する。
カボチャドキヤ国立美術館
入り口の鐘を鳴らすと、館長の奥さん?でしょうか、奥から出てこられ、そこで入館料300円を払い、ギャラリーへ。建物は昭和7年築で、元々は三井物産の社員寮だったものをリフォームして、フローリングの床や吹き抜けがあったりと、今風になってます。でも、暖房を点けた途端ブレーカーが落っこちたり、各部屋入り口の鴨居が低いんで、頭を何度かぶつけたり・・・(^^;)。油絵やエッチングなどを見ましたが、当たり前のことですが、画集で見るより実物の方が数段も色がきれいだし、近づいて細部までしっかり見ることができるので、ホントによかったです。様々に表現されたカボチャは都市の猥雑さとそこで生活する人達の生命力の象徴でもあり、一種宗教的な小宇宙でもあり、という風に感じました。一通り見終えた後に、売店と喫茶室が一緒になった部屋に行くと、トーナス・カボチャラダムス館長ご本人が弁当を食されてました。風邪をひいてちょっと調子悪そうでしたが、どうやらアルコールが少し入っているようで、顔が少し赤くなっておられました。私の顔を見て、いける口だと思われたのか、赤ワインをすすめられ、おつまみにクラッカーをいただきました。その後ギネスを注文して(何年振りだろ、ギネス飲むの)少しだけお話させていただきました(私は元来気の利かない質で、後で考えると、この時館長さんにもごちそうするべきだったよなぁ・・・次回はそうしよっと)。1時間ほどして、記念に画集を購入し、それにサインをいただきました。
館長さんのサイン
それと一緒に門司ヶ関人形が置いてあった(写真では見たことがあったのですが、門司ヶ関人形の実物は初めて見ました。)ので、和布刈神事の人形を記念に購入。
門司ヶ関人形
ホントに良い時間を過ごせました。
美術館を後にして、丸山吉野町側から桜峠にある猿田彦大神の庚申塔を見に向かう。ギネス飲んだ後の峠に向かうこの急坂は身体に応えますなぁ(^^;)。峠に着くと、立派な鳥居があり、お参りのための小さな小屋と、その奥に無銘の石塔がありました。また鳥居の脇にも猿田彦大神の石塔があり、こちらはまだ新しいもののようです。
桜峠
数枚デジカメで撮影した後、春日町方向に下りて、旧桜トンネルを通って再び丸山吉野町へ。峠を越える時に結構汗をかいていたので、トンネル内を通り抜ける風が涼しい。
次に向かったのは、民俗学と映画関係専門の私設図書館である松永文庫
松永文庫
しかし入り口に鍵が締まってました(^_^;)。休館日なのか、呼び鈴を押すようになっているのか・・・。まぁ何にしろ今日はやめておきましょうかね、アルコールも入ってるし。
途中佐藤書店に寄ってからレトロ地区まで戻り、次は出光美術館へ。実はここも入るのは初めてなんですよねぇ。入館料600円を払って入館。開館5周年記念の「出光美術館名品展U」が開催されており、結構お客さんも入っている。宮本武蔵や高杉晋作の書や、喜多川歌麿や絵や、狩野元信や俵屋宗達の屏風絵、松尾芭蕉の発句の短冊など、名品揃いです。併設されている創業史料館にも入る。創業者の「店主」出光佐三氏の生い立ちから門司での出光商会起業、その後の会社の発展がパネルで展示されている。2階には、佐三氏が社長だった頃の東京の執務室が再現されている。なんか社長シリーズの映画に出てくるような部屋です。受付で史料館内の写真撮影が出来るかどうか尋ねたところ、少しだったら良いという返事だったので、10数枚撮影する。
創業史料館
当初はこの後鉄道記念館に寄る予定にしていたが、今日は家でクリスマスをすることになっていて、遅くならないように言われていたので、まだ16時だったが、帰宅することにした。
帰宅すると、「神戸製鋼グループ報」が届いていた。実はちょっとだけ協力させていただいた(協力と言うほどのことじゃないんですけど)ので、その号を編集担当の方に記念に送っていただいたものです。しかしなぁ、大きな会社の社内報って立派ですねぇ。今勤めている会社も前に勤めていた会社も、一応上場企業なんですが、社内報なんて1枚か2枚の簡単なものなのですが、さすが神戸製鋼ともなると、ちょっとしたフリーペーパー並みなんですね。
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2005年12月23日

2ヶ月振りに更新とアクセス解析の結果

連休がとれたので、2ヶ月振りに携帯版@門司に5項目を追加しました。今年の更新は多分これで終わりになるかなぁ。
で、データもおおよそ採れたので、カウンタとアクセス解析は外しました。一日のアクセス人数は予想した通りで、平均3〜4人(多い時でも10人程度)であるのと、ほぼ毎日アクセスしていただいている方がいらっしゃるのと、まぁ携帯版を標榜しているので、当たり前と言えば当たり前なんでしょうが、意外に携帯からのアクセスが多いってことが分かりました。もう少しPCからのアクセスがあるものだと思ってたんですよねぇ。これに比べて門司ぶろぐの方は一日30〜40人平均で、思ってたより結構多いんですよねぇ。
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2005年12月20日

北九州市がJR九州第一庁舎を市有地と等価交換へ

今朝の西日本新聞の朝刊に載ってましたねぇ。「『門司港レトロ地区の新たな観光魅力の創出につなげたい』として保存、活用する方針」ということだ。ここのところ明治屋の解体とか三宜楼解体の危機とか、ちょっと悪いニュースが多かっただけに、これは嬉しいですね。
JR九州第一庁舎
ちなみにJR九州第一庁舎は元々は三井物産門司支店だった建物で、その後国鉄に買収され、JR九州設立当時は本社ビルとして使われていたものです。市がどういう活用をするのかを注目していきたいと思います。
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2005年12月17日

「門司港レトロ通信」

FM福岡のお昼の番組「ラジゴン」の中で、毎週木曜日に5分程度、門司港レトロや周辺の情報を伝える「門司港レトロ通信」というコーナーがあります。海峡プラザがスポンサーである故、お土産情報も満載です。パーソナリティである米岡誠一さんは門司港の出身だそうで、自ら取材に赴いているそうです。実は、私は1年以上聴いてないんですが(^^;)(コーナーは12:50過ぎから始まるのですが、仕事場の昼休みが12:40までなので聴けないんですよねぇ)、ラジゴンのHP内のここで、放送の内容が紹介されてますので、FM福岡の放送圏外にお住みの方もどうぞ。
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2005年12月10日

空想観光「カボチャドキヤ」展のご案内

東京の西池袋にあるブックギャラリー「ポポタム」のサワダさんが書かれた掲示板の内容を転載します。
門司在住の画家トーナス・カボチャラダムスさんの展覧会をご案内させてください。
開催中〜12月18日まで。
東京都豊島区西池袋2-15-17(目白駅・池袋駅)
連絡先 03-5952-0114
「空想観光カボチャドキヤ」(石風社刊)に収められたエッチング30点を展示販売します。絵本やカボチャドキヤ国立美術館直輸入のオリジナルグッズも販売。
「平等山満腹寺」「なんじゃもんじゃ城」「傘の大学病院」…目をつむると現れる「カボチャドキヤ」の名所の数々。画家の空想の産物なのか、それともこれこそが実在するものの本質なのか。この作品をくりかえしながめれば、あなたも空想観光ができるようになるでしょう。
門司をご存知の方であれば「あ、これ知ってる」と思われるような風景もたくさん描かれています。
トーナス・カボチャラダムス:川原田徹。1944年鹿児島市に生まれる。 小倉高校卒業。
1976年初個展を開く。1980年北九州絵画ビエンナーレで優秀賞受賞。1981年西武美術館版画大賞展で優秀賞受賞。1990年絵本「かぼちゃごよみ」1991年絵本「かぼちゃ人類学入門」(ともに福音館)出版。2002年カボチャドキヤ国立美術館開館、館長就任。2004年「トーナス・カボチャラダムスのゆかいな王国展」(北九州市立美術館分館)開催。

東京や周辺に在住の方や、期間中に首都圏へ行く機会のある方は、寄られてみてはいかがでしょうか。川原田氏の描く不思議な世界にきっと浸れると思います。
(写真は谷町にあるカボチャドキア国立美術館)
カボチャドキア国立美術館
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2005年12月06日

「北九州市門司の町並み写真集1983〜2005」が到着

1ヶ月くらい前にこの日記でも紹介した写真集です。日曜日に泥谷(ひじや)さんの御宅に直接電話して注文しました。電話口での泥谷さんは大変丁寧な方で、奥様ともお話させていただきましたが、気さくで感じのよいご夫婦という感じでした。写真集は全てモノクロの写真で、馴染みの風景だったり、初めてみるような風景だったりで、私にはとても楽しめる内容です。詳しい感想は、また日を改めて書きたいと思っています。
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